Loading...

「こちゃっこい」に参加してきました

「こちゃっこい」は、何とも説明がしづらい活動です。時間は決まってますが、場所は主に野川公園、でも別の場所やお出かけもあり。活動内容は、その日に集まった人のやりたいこと。集まった皆んなの多数決で一つのことをやるというわけではなく、やりたいことがまとまらなければグループに分かれた行動もあり。だから何をやる活動とも説明できないのです。

活動の中心は下津彩子さん。ご自身のお二人の男の子の子育ての中から、「こちゃっこい」の活動も生まれてきました。

もともとは奈良の生駒のご出身。ご自身も学校では、なかなか自分の居場所を見つけられなかったとおっしゃいます。

マーケティングの仕事をやっていて、子供さんが生まれたときには江戸川区の葛西に住んでいたようですが、そこから小金井に越してきました。小金井で気に入ったのが、自然豊かな公園。その公園でのびのびと子供が育ってくれたらと思ったそうです。

 

最初は週末のみ月2回、バラバラでいながらも繋がることの実験という感じでスタート。知り合いの子供さんたちが徐々に集まって、今では平日週4回+週末月2回のペースで開催しているそう。

自分が参加した日も、10時にボツボツと子供さんが集まってきます。

いつも参加している子供が集まったようで、絵の具で色遊びが始まります。水彩絵の具も周りの皆さんから贈られたもの。下津さんはそんな子供たちが自由に絵の具で遊べるように準備するだけ。あとはどんな色を作るかは子供たち次第。子供はいろいろな色の絵の具を混ぜて自分の色を作って、「にんじんの色」と自分自身で色の名前を付けていきます。

 

もう少し大きな男の子は、公園を走り回ったり、林の中の探検ごっこ。木登りでは、一番大きな子が木の登り方を小さな子にレクチャー。初めの頃は筋力がない小さい子は登れないのですが、大きな子が体の動かし方を教えると、そのうち木に登れるようになってきます。子供たちが自分たちで登り方を見つけ、それをグループで共有していく、そんな過程が大事にされています。

 

何かをやらなければならない時間ではないということが、大人の自分にも解放感を与えてくれます。秋空の下、自分自身が子供の頃に遊びに熱中していた時間を思い出させてくれました。

 

書いた人 鈴木幹雄

自分の育った環境は横浜の郊外で、まだ開発されていない場所が家の近くにありました。そんな場所に秘密基地を作ったりしたことが楽しかったなと思い出しました。

 

 

コメントを残す