いま国立市では、子どもたちが放課後に楽しく学べる学習支援教室がいくつか活動しています。こうした「学び場」は、行政・地域の連携・協力によって運営され、勉強のサポートとともに「居場所」として安心して過ごせることなどが大事にされています。
支援者の努力により各地で多様に広がるこうした取り組みに子どもの参加が増え続けている中、学習者のニーズが多様なことや経済的困難を抱えた家庭や保護者へのアプローチ、不登校、さまざまな発達しょうがいの課題や外国にルーツのある児童生徒の日本語支援など、いくつもの共通の課題が指摘されています。
今後も地域で子ども・若者の成長を支える豊かな「学び場」「居場所」をつくっていくために、今後なにが求められるのか。今回は1部では、基調講演に特定非営利活動法人キッズドア理事長の渡辺さんをお招きし、全国的な状況や先進事例から学、2部では次のステップへの展望を切り拓く対話の場を設け、本テーマへの議論を深めていきます。地域の学習支援における次の一歩に興味・関心のある方は、一緒に考えてみませんか。
【1部】 基調講演 渡辺 由美子さん(特定非営利活動法人キッズドア 理事長)
講演名 『無料学習会の成果と可能性』
【2部】 ファシリテーター 青山 鉄兵さん(文教大学・人間科学部)