細長い日本列島は大陸にくらべて農地が少なく鉱物資源にも乏しく、貧弱。本当にそうでしょうか?実は日本ならではの「微地形」をもとに、マイルドな環境へと人間が改変してきた豊かな土壌と水利があるのです。
暮らしの中の微地形を再発見し、自然災害を見越したこれからのまちづくりについて、農学博士が熱く語ります。
講師:千賀裕太郎さん(農学博士・東京農工大学名誉教授)
【プロフィル】
1948年生まれ。東京大学農学部卒業後、農林省入省。1996年に東京農工大学教授に就任、現在は名誉教授。棚田学会会長。水資源管理や里山保全に造詣が深い。
著書に「よみがえれ、水辺、里山、田園」(岩波ブックレット)、「水の基本」(誠文堂新光社)、「地域資源の保全と創造〜景観をつくるとはどういうことか」(農山漁村文化協会)ほか多数。
時間 14:00〜16:00
場所 小金井市貫井北センター
参加費 100円(資料代)
主催 小金井市公民館
企画 はけの自然と文化をまもる会