『月にいったペンギンのはなし』(仮)は、
主人公のペンギンちゃんの一生と、それをやさしく見守るお月さまとの友情を描いた絵本です。
この絵本、じつはまだ未完成。世に出ていません。
小鳥書房からの出版を今年11月に予定しています。
小鳥書房から出版する本は、「たくさんの人に愛されながら世に送り出してあげたい」という思いがあります。
編集者や作者以外の読者目線を制作過程から意識していくことで、絵本として磨いていけるとも思っています。
そこで、絵本作家の卵であり、小鳥書房をお手伝いしてくれているスタッフでもある作者のえいかちゃんと一緒に、「公開編集会議」をはじめることになりました。
編集会議は全6回。
絵本の内容をよりよくしたり、校正したり、タイトルを考えたり、デザインを考えたり、出版したあとの売り方を考えたり。出版までにやることは山ほどあります。
全6回のうち4回以上参加してくれた方は、御礼として編集協力で奥付に名前を載せさせていただきます。
堅くるしい会議ではなく、お茶しながらこの絵本のことをひたすら考えていく時間です。
作家のえいかちゃん、今回のメイン編集を担当する新米編集者のみっちーと一緒に、この絵本を楽しんで育ててくれる人を待ってます!!
<プロフィール>
【作者】すぎうらえいか
日本女子大学家政学部児童学科卒業。
2015年より本格的に絵本制作に取り組む。
動物や自然を描くのが好き。子どもの頃の自分に語りかけるように、物語を紡いでいる。
【出版社】小鳥書房
落合加依子が本づくりを行うひとり出版社。
マスに向けられた本よりも、「たったひとりのだれか」が心から喜んでくれる本を出版したいと、2016年、東京・国立市に設立。10年後、100年後にも伝えるべき著者との出会いを、つねに探している。