端午の節句といえば、爽やかな風に泳ぐ鯉のぼり。
しかし、実は旧暦の五月五日はむしむしと暑い梅雨の最中でした。
鯉のぼりや鎧兜を飾るのも江戸時代の武家が始めた風習です。
もっと古い時代、例えば枕草子には、菖蒲や蓬の草束で屋根を葺き、これらの植物でつくった「薬玉」を室内に飾る様が描写されます。
また、この日を「薬降る日」と呼び、この日の雨にあたった薬草は特に薬効があるとされました。
植物の芳香の力を使って、疫病のはやるこの時期を乗り切る、それが端午だったのですね。
実際の植物を使って古い文献をもとに、「薬玉」をつくってみましょう。この季節にふさわしい「かたち」のもんきりもしましょう。
時間 13:00-16:00
場所 武蔵野はけの森カフェ
会費 3,000円 (材料費含む 作品はお持ち帰りいただけます)
お申し込み:店頭でもお申込みいただけます。
TEL.070‐4435‐4353
mail : hakenomoricafe@artfullaction.net