つぎの→プロジェクトは、大手企業を早めに退職し、「地域がつながっていけることをやりたい!」という鈴木幹雄さんの願望に、萩原修さんをはじめ、地域で活動するデザイナー・編集者・ライターなどが参加して、このウェブマガジンをスタートさせました。
ムサシノ地域のおもしろいヒトや、たのしいコト、新しいモノを紹介するというこのウェブマガジンを発展させるイベントとして、この日行われたのが、「つぎの→ムサシノ」と題するトークイベント。会場は、つぎの→プロジェクトが拠点とするシャトー2F。デザイナー・瀬戸山雅彦さんがプロデュースした、「マチ・ヒト・モノ・コト」に「つぎの」未来が重なるスマートなロゴが、白い壁に大きく貼り出されます。
幹雄さんが聞き手、修さんが進行役となり、5人のゲストとそれぞれのテーマで、50分くらいずつゆる~くトーク。ゲストと幹雄さんの親密な関係をカミングアウトする場面(?)などもありつつ、なごやかながらも、地域の将来やつながりを真剣に考えた話が展開されました。
この中身の濃い話の内容は、横須賀ヨシユキさんがグラフィックレコーディングとしてイラストを交えた記録を大きな紙にまとめ、動画担当の佐藤洋輔さんは後日、クールなPVを製作。どちらも素晴らしい仕事で、ムサシノ地域の人材の豊富さに驚かされます。ゲストのトーク内容は今後、掲載していきます。
参加者には、手土産として地域のおいしいものを持ち寄ってもらうという強引な企画でしたが、国分寺のはちみつ入りカステラや新小金井の握飯屋のおにぎりなど、たくさんの品が集まり、知らなかったお店の味を知るきっかけになったはずです!(マップ)
ドリンクは武蔵境の高架下3坪で醸造された26Kブルワリーのクラフトビールを販売。コクと香りのよいビールを飲みながらのトークは5時間の長丁場でしたが、最初から最後までおつきあいいただいた方もかなりいて、会場はあたらしいことが始まるワクワク感で満ちていました。
書いた人
すずきよしこ
茨城の農家の娘が東京に憧れて、出版社で20年近く勤務後、フリーの編集者に。地域雑誌「き・まま」の編集スタッフ。